トアエスコートについて
トアエスコートは、視覚障害者の方々の歩行支援システムとして開発いたしました。
トアエスコートには、使用目的により2つのタイプがあります。
1.歩行支援タイプ[トアエスコートガイド(T・Sタイプ)]
視覚障害者支援システムは、視覚障害者用ブロックなどとして、全国の道路、公共施設、駅などに施設され視覚障害者の方々の歩行を手助けするものとして広く普及しております。しかし、視覚障害者用ブロックは、突起の形状・寸法及びその配列に多種多様なものがあるため規格の統一が図られ、2001年にJIS T 9251として規格化されました。トアエスコートガイドは、この規格に適合し、視覚障害者に「突起が認知しやすく」「突起の切り替わりがわかりやすく」「全ての障害者の方々に認知しやすい」ものとして造られました。
2.横断歩道支援タイプ[トアエスコートゾーン(白・灰色)]
トアエスコートゾーンは、視覚障害者の方々が横断歩道を渡る際に安心して渡るための手助けとなるよう開発されたものです。従来から視覚障害者用の誘導標識として、歩道上の盲人タイトルや交差点のメロディーボールなどが設置され、効果を上げていることは周知のとおりです。
ところが、これまで横断歩道路面標示は、健常者のみを対象にしており、歩道上の視覚障害者ブロックを横断ゼブラ上に延長し、視覚障害者の方々の歩行を助けるために造られたものです。
2005年に制定された警察庁の仕様に適合しています。
トアエスコート各種製品は道路交通法に定める道路の効用を妨げず、一般交通にも支障を与えないでバリアフリー化できる画期的な商品です。
特徴
1 | 梯子状にリブを取り付けた樹脂成型品突起体を使用するため施工が行いやすい。 |
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2 | 固着剤に2液反応タイプを使用するため耐久性に優れる。 |
3 | リブ表面に細かい突起を取り付けることによりスリップ性を向上。 |
4 | 横断歩道においてもバリアフリー化が図れる。 |
5 | 歩道用トアエスコートガイドの色相はマンセル番号2.5Y8/12(近似)の黄色。 |
6 | 横断用トアエスコートゾーンは、走行車両にも安心できる白・灰色を採用。 |
施工実績
千葉県(千葉市)発注工事
千葉県蘇我市(ハーバータウン)約900m×2施工 |
千葉県蘇我市JR蘇我駅前 約1,100m施工 |
千葉県(市川市)発注工事
千葉県市川市(コットンプラザ)約200m施工 |
千葉県市川市 本八幡駅前 約250m施工 |
千葉県(市原市)発注工事
千葉県市原市姉崎 約200m施工(試験施工) |
千葉県市原市五井 約200m施工 |
千葉県発注工事
千葉県柏の葉公園 約300m施工(磁器タイル面) |
東京都(新宿区)発注工事
東京都(新宿区) 早稲田2丁目~ 約250m施工 |